最強理論

COLUMN

 

「1番」とはどういうものか >>>

相場のブログではあるが、たまには料理の話も絡めて見たいと思う。

一つの調理場というのは、非常に狭い組織だ。通常シフトに入るのが2~3人のところから、多くても10人程度。在籍者の数でも、3~4人から15~20人という枠でほとんどの飲食店がおさまる。

その中で、自分が快適に仕事ができるためには何が必要か。

「コミュニケーション能力」

これは大切なようで、そこまで大切ではない。特に、新しい組織へ移動する場合は、この能力は最重要視されないだろう。

ならばいったい何が?

僕が思うにそれは、

「とある一つのことに関する圧倒的な知識とスキル」

である。つまり、そのことに関しては他人が認めざるを得ない得意なことを、一つでもいいから持っておくことだ。

僕の場合は、「鉄板焼」だ。

 

「基準」を持つことの優位性 >>>

長年料理をしていれば、なんでもできると一般の人は思うかもしれないが、それは大間違いだ。和食、中華、フレンチ、イタリアンとジャンルが分かれれば、それを専門として働いている料理人の得意なジャンルも変わってくる。オムレツが上手だからといって、出汁巻き卵が上手というわけではないし、中華で油を自由自在に扱うくせに、てんぷらが苦手という場合もある。

しかし、それは仕方のないことであるし、なんでもできることを求めること自体がそもそも無意味だ。

それよりも、一つの調理場の中で、「これに関してはこの人に敵わない」と思わせるほどの何かを持っておくこと。これによって影響力が生まれ、円滑なコミュニケーションへの近道となる。

そして、そのことが1番であるということで、他の人には何が足りなくて1番になれていないのかが見えてくるし、自分を超える人が現れたときには、その人に対して何が自分に足りていないのかという、明確な「基準」を持つことができる。

この「基準」こそが、快適な仕事環境づくりへの圧倒的な優位性を発揮する。

 

「無理」を組み立てる >>>

営業中の調理場の仕事はいわゆる「作業」になる。故に、求められるものは「速く正確に」だ。

僕は、「鉄板焼」を11年経験しているので、人前で「速く正確に」調理することに慣れているが、多くの料理人はこのどちらかを犠牲にしてしまっていることが多い。つまり、多くの人ができない「速く正確に」というジャンルでは、実は1番が取りやすいのだ。

自分が1番「速く正確に」作業できるようになればあとは簡単だ。

自分より速い人はいないのだから、オーダーが集中したときに、「少し遅れるけど大丈夫か」とか「その料理は時間がかかるから、こっちを先にしようか」などといったサービスとの連携が取りやすくなる。サービスとのやり取りが増えれば、お客様の情報も入ってくるので、より明確に優先順位が決まっていく。

また、作業以外の部分で多少急ぐことはあっても、作業自体は普段がMAXのスピードなので、急いで「無理」する必要は全くない。つまり、「無理」と思えるようなオーダーの集中を、「無理」することなくこなしてゆくのだ。

自分が頼られ、円滑な人間関係の構築に、これ以上のスキルはないだろう。

 

相場においての「基準」とは >>>

この調理場の話を相場にすりかえるとこうなる。

「相場くんとの円滑な関係の構築に欠かせないのは、自分の中にとある【基準】を置き、常に冷静であり【無理】をしないこと」

saikyou

その【基準】となるのが、フィボナッチであることは言うまでもない。

 

※ちなみに、オーダーが集中するときの緊張感の中で、「速く正確に」作業することは自分との戦いであり、相当なメンタルを持っている必要があります。「多くの人が自分と戦うことを放棄してしまうので、1番が取りやすい」ということは、「メンタルが鍛えられていない人は、相場で勝ち残ることはできない」と同義となり、どの世界でも【精神力】というものが非常に大切であることを再認識させられます。

 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

今日も、最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。今後の記事の励みとしますので、応援の1クリックよろしくお願いします!

コメントは利用できません